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Category : ヘアケア

枝毛が出来てしまう原因と正しい予防法

ご質問

Q.枝毛が原因で髪が広がったりと、髪のトラブルに困ってます。どうしたら良いですか?

美容師の答え


 


 


枝毛は美意識が低そう、だとか、髪の手入れをしない証拠として男性からガッカリされる要因にもなり得る、女性の大敵とも言える深刻な髪のダメージです。髪のダメージ蓄積によって引き起こされる枝毛。枝毛は髪の毛からのSOSサインです。しっかりと日々のケアを行うことで予防をすることは可能ですので、しっかりと対策を行っていきましょう♪




1.枝毛と切れ毛の違い


 


 


よくお受けする質問として枝毛と切れ毛の違いがあります。枝毛は髪の途中まで先端から縦方向に裂けてしまっているものです。皆様がよく目にするものとして先端から、まさに枝のように裂けているものがあると思いますが、実は途中で裂けているものも存在します。切れ毛は髪の毛が横方向に切れてしまっているものです。どちらも原因はダメージの蓄積であり、これはほぼ同じものと考えて差し支えありません。ですので、今回の予防方法を知っておくことでどちらも対策し、美髪を手に入れましょう♪




2.枝毛の原因
2-1.枝毛発生のメカニズム


普段髪の内部には水分が貯蓄されており、またその内部を守るように外皮であるキューティクルが存在しています。このキューティクルは様々な外的ダメージや生活習慣により剥がれ落ちていきます。キューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛内部の水分は蒸発して乾燥し、髪内部のタンパク質が漏れ出してしまうことから、髪は深刻なダメージを受け、枝毛や切れ毛の原因となります。また、カットはかなり有効な対策ですが、キューティクル内部のダメージは深刻でダメージを受けた部分から5cmほどがタンパク質の不足を起こしています。枝毛の部分を切っても、すぐに再発してしまうのはこれが原因です。





2-
2.枝毛を引き起こす行動と予防
①   紫外線によるダメージ


言われて当然ですが、髪は顔よりも紫外線に当たる表面性も日照時間もながいので、髪は顔の約5倍のダメージを受けていると言われています。紫外線によりアミノ酸により結合していたタンパク質が解かれてしまい、この分解がキューティクルを引き剥がしてしまい枝毛の原因となります。ですので、日傘や帽子、または髪に使える日焼け止めなどを使用して紫外線対策を行いましょう♪


②   ドライヤーやアイロンによるダメージ


髪は熱にとても弱い性質を持っていますので、しっかりと使い方を工夫することで熱による髪のダメージを軽減しましょう。
ドライヤーの送風口付近は100℃近くの温度がありますので、
髪の体感温度を下げる目的で地肌から約15〜20cm離して使用しましょう。
また、ヘアアイロンに関しては熱を持ったプレート部分が接するので、ドライヤー以上に髪へダメージを与えます。
ですので、出来るだけヘアアイロンは避けるのがベストであり、毎日巻きたいという方は美容院でパーマをした方が長期間で見て髪のダメージを軽減できます。


③   髪の自然乾燥


そうか、ドライヤーはダメなんだ!じゃあ、自然乾燥にしよう!、、、とはなりません。


自然乾燥の方が髪に与えるダメージは大きいです。なぜなら、髪は濡れている時にキューティクルが開き、髪内部の防御機能を損われてしまい、髪内部に蓄積されている水分やタンパク質が漏れ出てしまいます。ですので、しっかりとタオルドライを行うのがベストです。また、タオルドライをしっかり行えばドライヤーの時間短縮にもなりますので、ダメージを大幅に軽減できます。


④   睡眠不足や栄養不足


どちらも髪に必要な栄養が頭皮に行き届かなくなってしまうことが原因になります。
睡眠不足は血管を収縮させるため、毛根に必要な栄養が運ばれなくなるため毛根の活動を低下させてしまいます。
栄養不足はそもそも必要な栄養を摂取していないので、毛根の活動を低下させます。
10時〜2時は最もホルモンの活動が活性化するのでその時間を狙って睡眠をとりましょう♪
また、髪に必要な栄養としてタンパク質やミネラル・ビタミンを摂取しましょう♪


⑤   荒いブラッシング


絡まった髪などを強引に梳かしてしまったりするとキューティクルが剥がれてしまいます。
また、ブラッシングの際の静電気もキューティクルを剥がしてしまう原因になりますので、静電気が起きづらい動物の毛で出来たものや木製のものを使うと良いです。




 


3.改善策


残念ながら、一度枝毛や切れ毛になってしまった髪の毛を修復することは不可能です。


ですので、既に枝毛になってしまった箇所に関してはカットして、上記の予防法を参考に美髪をGetして頂けたら幸いです♪
また、カットは再発予防も兼ねて美容師と相談しつつ5cmほど思い切って切るのもいいかもしれません♪


また、サロントリートメントも日々進化しているため、枝毛を修復することは不可能でも限りなく美しく見せることは可能ですので、切るのは嫌だ!というお客様は是非エクセルのトリートメントをお試しくださいませ。


 


 


by EXCEL HairEsthetician TEAM
2018.6.14




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